19年選手 レッドウィング877 と喪失感
1995年の2月にハワイに友人と買い出しに行った際に、オアフ島のRW直営店にて購入*1。その旅行ではレッドウィングを買うつもりは全くなかったのだが、バスを乗り継いでワイケレのアウトレットへ行った帰り、乗り換えのバス停のそばにRW直営店を偶然発見して即ゲット(Boon風)。たしかUS$170くらいだったはず。
黒セッター×白ソールが爆発的に流行るちょっと前のお話。
セッターと言えば875だったけど、当時から中二病を患っていた俺はあえて877を購入。ラギッド(笑)。
ここ10年程は、いや、就職してからか? 年に10日も履いてないと思う。ここ数年に限って言えば、たぶん年6回未満かと。
見た目にはソールがある程度残ってるように感じるけど、実のところはペラペラで、シングル革底の靴並みに路面状況が伝わる。
ので、先日のダナーライト黒といっしょにソール交換に出す予定。
今度はビブラム黒ブロックソールにしてみたいけど……、
セッターをセッターたらしめてるのって、この白ウェッジソールだよね、と思うとなかなか……。ねえ。黒ビブラムな靴は他に、えー、4足? あるし。
ペラッペラ。
関係ないけどその後日本で買って、同じく年数回しか履かなくなっていたRW2268をヤフオクで処分して(そこまで金に困っていたわけでもないのに)、しかもろくに取引連絡もよこさないようなクズに落札された(2万円だった)ときは、手塩にかけて育てた娘をろくでもないクズ男に持ってかれた感というか、自分の両足をもがれた感があったよね。ジェイムズ・ヘットフィールドさんはかつて“The less I have the more I gain”(持たざるほどに、俺は多くを得る)と詠ったけど、大切なものを手放すときは慎重に、というお話。
失おうとしてる真っ最中には気付けないんだけどね。